ITキャリア戦略
2027年度 再編予定

IPA試験2027年再編:現行資格との対応表と今取るべき資格

情報処理推進機構(IPA)は、情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験を2027年度を目処に再編する方向で検討を進めています。 現行の区分がどう変わるのか、対応表と「再編前に取るべき資格」を整理しました。

⚠️ 情報は2026年4月時点の公開情報に基づきます

再編の詳細・時期はIPAの正式発表により変更になる場合があります。 最新情報はIPA公式サイトでご確認ください。

再編の背景

  • AI・クラウド・DX人材の需要増加に対応した試験体系への刷新
  • 現行の「レベル1〜4」の体系を整理し、実務スキルとの対応を明確化
  • 国際的なIT資格標準(SFIA等)との整合性向上
  • CBT(コンピュータ試験)のさらなる拡充と試験頻度の見直し

現行資格との対応表

現行区分レベル再編後(予定)備考
ITパスポート(IP)Lv.1ITパスポート(継続予定)再編後も現行制度を維持する見通し
情報セキュリティマネジメント(SG)Lv.2統合・再編の可能性ありFEと統合または位置づけ変更の議論あり
基本情報技術者(FE)Lv.2基礎資格として再編CBT常時試験は継続。科目A/B体制を一部見直し予定
応用情報技術者(AP)Lv.3応用資格として再編基本的な位置づけは維持
ネットワークスペシャリスト(NW)Lv.4専門資格として再編高度試験は専門分野ごとに再体系化される方向
データベーススペシャリスト(DB)Lv.4専門資格として再編AI・データ分野の新設区分と統合の可能性あり
情報処理安全確保支援士(SC)Lv.4専門資格として再編登録制度は継続する見込み
ITストラテジスト(ST)Lv.4経営・戦略系資格として再編プロジェクトマネージャ等と再体系化の可能性あり
プロジェクトマネージャ(PM)Lv.4経営・戦略系資格として再編国際標準(PMBOKなど)との整合強化が検討される

再編前に取るべき資格

再編後は試験形式・出題範囲が変わる可能性があります。現行形式での参考書・過去問が豊富な今のうちに取得しておくことを推奨します。

優先度:高
基本情報技術者(FE)

再編後も継続予定だが、現行の科目A/B形式で受験できる期間は限られる可能性あり。今の形式に慣れているうちに取得推奨。

優先度:高
応用情報技術者(AP)

再編前後で試験範囲・午後問題形式が変わる可能性あり。現行形式で安定して合格実績が出ているうちに挑戦。

優先度:中
情報処理安全確保支援士(SC)

登録制国家資格として維持される見込みだが、試験内容が改定される場合も。現行形式での参考書・過去問が充実している今がチャンス。

優先度:中
ネットワークスペシャリスト(NW)

高度試験は再編で統合・改変の可能性が最も高い区分。現行の試験区分で合格しておくと、再編後も確実なアドバンテージになる。

再編後も価値が変わらない資格

ベンダー資格(AWS・Azure・GCP等)や国際資格(CISSP・CCNA・PMP等)は IPA試験の再編の影響を受けません。 ITパスポートも現行制度維持の見込みです。